
生前戒名

我々は、生まれた時に両親や祖父母から名前を授かります。「こんな子に育って欲しい」「こんな人生を送って欲しい」など、名前に想いを込められます。しかし、「名前」というのはこの人生、この現世でのお名前であり意味合いです。しかし、いつかは誰しもが「死」を迎え、極楽浄土に往生いたします。そして、極楽浄土で修行するにあたり、こんな修行者になって欲しい、この人は生前ではこんな人柄でしたなど、極楽浄土での仏弟子として想いを込めたお名前が「お戒名(法号)」なのです。
授与戒名にあたり、授与者のお名前の一文字や、ご自身に合った漢字、ご自身で納得のいく戒名(法号)を授与させて頂きたいと考えておりますので、何度か、ご相談の場を設けさせていただく次第でございます。お坊さんは皆、僧階(僧侶の資格)を取得する時に自分の戒名を授かります。生前に戒名を付けることは「縁起が悪い」と考える方もおられますが、その逆です。仏弟子として「死」というものと向き合い、戒を授かることにより、功徳を積み、息災、長寿を願うものでもあるのです。
詳しくはお問い合わせ下さい。